自分たちの村は自分たちで守り、引き継ぐ。
1999年1月に発生した工事現場の土砂崩れ事故で、40名ほどのティンブル村の男の人々が亡くなりました。それによる母子家庭の貧困、また、紙幣価値の下落による物価の急上昇で農業だけでは生活していけない家庭も出る中、環境汚染問題などの要因もあり、ティンブル村の自然や伝統、および、子どもたちの明るい未来に影を落とし始めています。
私たちが、村を守るためにできること。
それは、村の豊かな資源を無理せず、効率よく有効利用するということ。
村にあるすべての素材を原料に、現在、少しづつではありますが、オーガニック製品やその他の製品ができています。
また、エコツーリズムより派生した「エコツアープログラム」の導入を試み、一過性ではない、持続するツアーであるサスティナブル&ウェルネスツーリズムを目指し、ツアーガイド(インタープリター)や手仕事の養成プログラム実施を村の子どもたち中心に行っています。